受け口とは?
専門用語では下顎前突、反対咬合といいます(漢字からどんな雰囲気なのか想像できますね。)噛み合わせた時に下の顎が上の顎より前側にあることをいいます。
受け口の原因
1つ目は遺伝が考えられます。たとえばチャールス5世のハプスプルグ家では代々多くの受け口を出した事で有名です。あなたの両親、親戚にもいませんか??
2つ目は下の顎の骨が異常に成長した場合、上の顎の骨の成長が平均よりも悪い事が考えられます。下の顎の成長は身長が伸びる時期とほぼ同じです。女の子の身長の伸びのピークは10歳頃、男の子ですと12歳頃です。よって、骨格的に「あっ!!もしかして私、受け口かも・・・」と自覚するのは身長増加のピークから1〜2年後になります。
3つ目は、歯の角度の問題です。例えば、上の歯の角度が内側向きで下の歯の角度が外側向きであったら受け口といえます。
治療の流れ
当医院の治療は患者さんの希望を最重視します。ですので、歯を抜きたくないというのであれば抜かなくても良い方法をプロの視点から考えます。
お互いの視点からどうやって治す方法が良いのか話し合い、お互いのゴールが一致した所で治療を始めます。
受け口の治療として大きく分けて3つあげられます。

1つ目に、余計な力を歯にかけず、痛みが少なく動きが早い矯正装置「デーモン3」を使う方法。
ある程度、歯のでこぼこがとれてきたら矯正医から指示された場所に上下にゴムをかけてもらい、下顎を引っ込めていきます。
2つ目に、最新の治療である「インプラント矯正」です。
インプラント矯正ってどんなもの??
矯正用につくられたインプラントを顎の骨に埋め込み、固定源として使う事によって今までの矯正治療では難しかった歯の動きを可能しちゃうんです。例えば2〜3年位かかっていた治療を半分位に短縮できたり、外科手術が必要な患者さんの治療をオペなしで終えてしまったり。矯正用インプラント(MIA)のおかげで治療の可能性がグンと大きくなったんですよ!!
インプラントって骨に打っていいものなの??
身体に親和性が高いチタン製のものなので安心です。6〜8mmの小さなネジのような器具を埋め込みます。治療で使い終わったら簡単にとれるように骨とくっつかない材料で作られているのも魅力です。それ故、骨がしっかりしていない所に打つととれやすいといったデメリットがあります。
当医院では大まかに二種類使用しています。

6〜9mm程の小さなチタン製のネジを歯茎につけ、それを土台にゴムをかけ、ひっぱっていく方法。

身体に親和性が高いチタン製のプレート状の器具を顎の骨の表面に取り付け、それを大黒柱として歯を動かしていく方法。
ネジ・プレートを取り付ける作業は、入院する事なく当医院で部分的に麻酔をして日帰りで行っています。ネジなら15分、プレートであれば1時間程時間を頂いています。
3つ目に、下の顎の成長のピークが過ぎるのを待って行う「外科的治療」です。
骨格的な受け口の方には手術によって下の顎を後退させます。歯並びだけではなく、顔貌がガラっと改善されるので美人の象徴Eラインを手に入れる事ができます。
始めにデコボコをきれいに並べてから手術を行い、術後細かな所を矯正によって調整する術前矯正(矯正治療費・オペともに保険適用)
始めに手術を行い、術後は矯正装置により歯並び・咬み合わせを改善していく
術後矯正(矯正治療費・オペともに自費診療)
どちらにするかは患者さんにお選び頂けます。
患者さんの声
Q. 矯正を始めようと思ったきっかけは??
A. |
前歯で食べ物が噛み切れなくて。 |
Q. 矯正をしていて嬉しかったことは??
A. |
見知らぬ人に矯正の話で盛り上がった事。 |
Q. 矯正を終了した先輩としてメッセージをどうぞ!!
A. |
痛みや辛さを乗り越えた先にはかならず笑いがあります。人生数十年の内ほんの数年、歯のために生きてみても損はありません。自分を見つめなおすいい時間です。 |
あなたは受け口?チェックポイント!!
- 上の顎より下の顎の方が前に出ている
- 上の歯と下の歯を合わせる事ができない
- 前歯で麺類が噛み切れない
- 家族、また親戚に受け口の人がいる
- サ行、ラ行が話しにくい



