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保定|歯列矯正治療の流れ|歯列矯正なら自由が丘矯正歯科クリニック(東京)

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保定

リテーナー(保定装置)の役割

きれいな歯並びになり、いよいよ矯正治療が終了となり装置を外します。しかし油断は禁物です。歯を動かした直後は歯を支えている骨(歯槽骨)が柔らかい為、そのままにしておくと歯が元の位置に戻ろうと動いてしまいます。そこで治療後の歯並びを安定させる為にリテーナー(保定装置)をつけ歯並びを維持させます。食事や歯磨きの時以外はできるだけつけておくことが重要です。

リテーナーの種類

※装置がついていた間は歯磨きがしずらく、汚れも残りやすい為、歯茎が腫れてしまいます。歯茎が引き締まり、健康な状態に戻るまえ暫定的なリテーナー(Essix)をつけます。

 

Essix : 透明色で歯全体を覆うタイプのリテーナーです。

Essixは装置を外した直後の口腔内を印象採得し、院内の技工士が約30分で製作するので、即日に装着することができます。

作り方

歯茎が引き締まり健康な状態に戻ったら・・・(約3~4ヶ月後)

 

ワイヤータイプのリテーナーに替えます。

噛んだ時に、歯と歯の間にワイヤーが入るくらいの隙間があれば「ホーレー」を、隙間がなければ「サーカム」を装着します。

 

こちらのリテーナーは院内で歯型(印象)を採った後、技工所に依頼し作成します。約1週間で出来上がってきます。

ホーレー

Essixは歯全体を覆うので、上下の歯と歯が直接噛み合っていなかったことになります。その分噛み合わせが甘くなってしまうので、ワイヤータイプのリテーナーにすることできちんと自分の歯同士が噛み合うようにします。

サーカム

抜歯をされた方は、よりよい歯が動いてしまいやすい為に全歯をワイヤーが覆っているタイプのリテーナーにします。サーカムは歯全体を保定することが出来ます。

床型矯正装置の作り方

装置を外したけれど、あとほんの少し動かしたい部分が残っている方には・・・

矯正終了後の歯並びから、さらに整えるために再Setupをしてから、その模型上の噛み合わせに合わせてリテーナーを作製します。

SR(ソフトリテーナー)

Essixのように透明で歯全体を覆っているタイプのものです。やわらかいシートと、硬いシートの二重構造になっています。使用していくうちに徐々に歯を動かす矯正力のあるリテーナーです。

SRの作り方

<ポジショナー>

ボクサーがつけるマウスピースのようなリテーナーです。主に、夜間部(就寝時)に使い、日中は違うタイプのリテーナーをつけます。上下一緒にかみ込んで使用します。

 

<スプリングリテーナー>

前歯部に少しだけ、でこぼこが残っている場合に使用します。使用していくうちに徐々に歯を動かす矯正力のあるリテーナーです。 固定式のリテーナーもあります。

 

<Fix(フィックス)>

ワイヤーを歯の裏側にはりつけるので、目立たないことと、取り外すことが無いので、歯を確実に固定することができます。 しかし、リスクとして歯みがきが多少しづらいので、歯石などがつきやすくなることが挙げられます。

 

<FIX+可撤式装置>

下の歯の前歯の6本は、特に、後戻りをしやすいので、Fixで固定し、臼歯部は可撤式の装置を併用し、保定する場合があります。 きれいな歯並びと、健康な歯周組織を一生保ちつづけるためにも、装置が外れてからも歯みがきをしっかりと頑張っていきましょう! それぞれのリテーナーの作り方の説明です。

Essixの作り方

歯科衛生士が口腔内のブラケットをすべて取り外し歯面に付着したボンディング材を除去した状態でアルジネート印象を採ります。

 

超硬石膏(白)とスラリウォーターを混ぜ合わせ印象に流し込み、模型を製作します。

 

※スラリウォーター : 石膏の削りかすと水を混ぜた液体で、石膏の硬化を促進します。スラリウォーターはEssix製作の時のみ使用しています。

 

印象に石膏を注いでから、約10分程度で、石膏が固まるので印象材から取り外します。

 

模型をトリミングします。トリマーという機械を使用して、石膏を盛った時の余剰な部分を削ります。Essixはプラスチック製のハードシートを圧接(温めて軟化させてプレス)するので、模型の底面は平らに安定する様に削ります。模型の厚みは約2センチにします。また、圧接する時とシートをカットする時の為に上顎の口蓋と下顎の舌部をくり抜きます。この作業を短時間で行うために、石膏を盛る時には、くり抜く部分に石膏を盛らないようにします。

 

細かい気泡やトリマーでは削りきれなかった部分はデザインナイフやエンジンで削ります。印象を採得する時に、どうしても歯面にボンディング材が残っている事があります。それらはそのままシートを圧接してしまうと、きれいにした口腔内に、Essixを装着した時にゆるくなってしまいます。歯面に沿うようにデザインナイフで取り除きます。

 

ハードシートを模型から外しやすくするために、唇頬側面のアンダーカットを光重合ジェルで埋めることと、模型にスプレーを噴射します。(絵が入ります)

 

いよいよハードシートの圧接です。Essixマシーンにシートと模型をセットし、ヒーターのスイッチを入れます。ヒーターが温まるまで3分程かかります。ヒーターの部分をシートの上に置き、シートが軟化してたるんできたのを確認したら、バキュームのスイッチをいれシートを模型に勢いよく圧接します。ヒーターは外側を向け、スイッチを切ります。

 

バキュームを30秒ひいたら、Essixマシーンから模型とシートを取り出します。

 

普通のはさみで、模型のまわりの大まかなシートを切り取ります。

 

頬側は前歯歯冠の半分、舌側は歯頚線から5ミリの所にマジックで印をつけます。なるべく上下平行になる様に合わせて印をつけます。

 

頬側面をカットしていきます。エバンスナイフを火で温めて?の印をつけた所の1ミリ下を切ります。

 

頬側を切り取ったら、シート全体を模型から外し、金柑バサミでカットしていきます。

 

シートを模型から外せるのは?と?の作業のおかげです。

 

少し先の曲がったハサミを使って、マジックの印を目安にしながら頬側、舌側ともカットします。

 

少しでも尖った部分があると口腔内に入れた時に傷をつけたり違和感を与えてしまうので、Essixの端はバーで研磨して丸めて完成です。

ホーレー、サーカム、スプリングリテーナーの作り方

上顎の口蓋面に接する床と接歯唇側線および、クラスプとからなっています。

 

使用材料

  1. ワイヤー(外周線様0.9ミリ)
  2. 線屈曲用プライヤー(ヤング、ピーソー、アングルプライヤー)
  3. 常温重合レジン

歯面に沿うようにワイヤーを曲げます。

 

作業模型にレジン分離材を塗布します。

 

スティッキーワックスでワイヤーを固定し、作業模型上にまず、ポリマー(粉)をふりかけ、その上からモノマーをスポイトで滴下する操作を繰り返しながら、床を形成します。

 

気泡が入らないように、加圧釜で10分加圧します。

 

ゆっくり模型から出来上がったリテーナーを外し、形態修復をし、研磨をして完成です。

ポジショナーの作り方

使用材料

  1. 矯正治療終了後の状態の口腔模型
  2. パラフィンワックス
  3. 高弾性材料
  4. 構成咬合器
  5. フラスコ(ハノー型、上顎用)
  6. オーソコン重合器(または180℃で係留できる加熱器)
  7. スタンプバーなどの研磨具

ユニティーという咬合器に模型を装着し、今の噛み合わせの甘い所を噛むように並べ直します。

 

ポジショナーの噛みこむ部分の厚みを作るため、模型の咬合面にワックス分離材を塗布し前歯部で3〜4ミリ挙上したワックスバイトを採得します。

 

作業模型作製のための複印象を採ります。後のオーソコン填入、加圧時に模型の歯が破折しないように硬石膏を注入します。

 

ポジショナーの外形線となる部分に直径2.5ミリ程度のキャスティングワックス(棒状のワックス)で枠を作ります。ワックスバイトを模型に溶着させます。

 

キャスティングワックスで枠どりされた外形に合わせて、パラフィンワックス(板状ワックス)を圧接し溶着させてワックス原型が完成します。

 

上顎全部床義歯用フラスコを上下逆にして埋没します。

 

オーソコンを填入します。レジンのような軟性がないので空隙を残さないように念入りに行います。

 

試圧にはビニールシート2枚を使い、一回が約10分で3回に分けて行います。

 

一次加硫完了です。(硫黄を加えると弾性が増します)加硫は100度40分以上で成形が完了し、原型は軟性があるため、ただちにフラスコより離型ができます。

 

マイジンガーのバーでバリを削除し、ペーパーコーンで仕上げをします、前歯部の空気孔はラウンドバーで穿孔します。

 

コーティング剤を塗布し、二次加硫をします。はじめに70度40分でコーティング剤を加硫し、ついで180度2時間30分以上の加硫で透明なポジショナーが完成します。

SRの作り方

※吉井修HPより引用

 

使用材料

  1. 加圧形成器バイオスター
  2. 硬質樹脂 インプレロンS、軟質樹脂バイオプラスト
  3. ソフトリテーナーボンドEX
  4. 乾燥器 ドライングオーブン

矯正治療終了後の状態の口腔模型上に、ソフトリテーナーの外形となる線を記入します。歯頚線より4〜5センチ下方の歯槽粘膜面上で各小帯を避けます。

 

ソーピング処理した後、模型をバイオスターの作業台に置き、バイオブラストを50秒過熱して、軟化したバイオブラストを模型にプレスします。

 

プレスを完了した後、バイオブラストを模型の基底部に沿ってはさみで切り取ります。

 

歯冠部でコンタクトポイントを基準に切り取ります。

 

咬合面を切り取ったバイオブラストを模型上に戻します。

 

インプレロンを加熱している間(45秒)にバイオプラストの表面に筆でソフトリテーナーボンドEXを素早く塗布し直ぐ、バイオスターの作業台に置きます。

 

予め、バイオブラストの表面の汚れを除去しておくと、より効果があります。

 

バイオスターでインプレロンSを加熱し、バイオブラストの上からプレスして一体化させます。

 

一体化させた成形物から模型を取り出し外形線に沿って余剰部分をハサミで切り取り、、辺縁をバーで仕上げます。

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