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歯を抜きたくないという方へ(非抜歯矯正と抜歯矯正)|歯列矯正の豆知識|歯列矯正なら自由が丘矯正歯科クリニック(東京)

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歯を抜きたくないという方へ(抜歯矯正と非抜歯矯正)

歯並びが悪くなる典型的な理由

歯並びが悪くなる典型的な理由は、顎が小さくて全部の歯が収まりきらないからです。

 

そうは言ってもわかりにくいと思いますので、例え話を用意しました。

 

3人で公園に行きました。

歩き疲れたので座りたいと思っていたところ、そこにちょうどベンチがひとつありました。

ベンチは3人が座るのにちょうどいい大きさでした。

 

 

 

 

別の日、別の公園に出かけたとき、また歩き疲れたのでベンチに座ろうということになりました。

ところがベンチは2人座るのがやっとの大きさで、3人座ることはできません。

でもどうしても座りたかったので、無理やり座りました。

するとこうなりました。

 

 

 

 

ここでベンチを顎の骨、人を歯だと考えて下さい。

顎の大きさが十分でないと、歯並びが悪くなることを感じ取っていただけたでしょうか?

こういう状態はアジア人に多く見られます。顎のサイズが平均的に小さい人種なんです。

なんで歯列矯正のために歯を抜くの?

歯の移動のためのスペースを確保するためです。

ベンチの話でもう一度ご説明しましょう。

説明のため、それぞれの人物に色をつけました。

 

 

 

 

矯正治療ではこの状態をこんなふうに解決します。

 

 

 

 

簡単な話、1人に諦めてもらうわけです。

歯並びが悪くなる理由で、アジア人は顎のサイズが平均的に小さいといいました。

だから抜歯をして治療するケースが多くなるのです。

どの歯を抜くか?矯正治療においての抜歯

矯正をするときに抜く歯ですが、何も考えずテキトーに抜いているわけではありません。

下の図をご覧下さい。今度の色分けはそれぞれの個性・役割だと思って下さい。

 

 

 

 

矯正治療では前から4番目の歯を抜くことが多いのですが、それはこの絵の様に、4番目の歯と5番目の歯の役割が同じだからです。

口元は引っ込めたい? それとも出したい?〜アジア人と欧米人の違い〜

この図をご覧下さい。

 

 

 

 

この中で、お望みの横顔はどれですか?

 

 

人それぞれ好みはあると思いますが、一般的にはBさんが選ばれることが多いです。

顔の美しさの理論に、Eラインというものがあります。

この図をご覧下さい。

 

 

 

 

赤い線がEラインと呼ばれる線です。鼻の頭と顎を結んだ線上に、唇が重なると美しいと言われています。

 

Cさんが非抜歯で矯正をするとBさんのようにならないことが多いです。

若干はよくなるかも知れませんが、劇的に変えることは難しいです。

 

反対にBさんが治療するとき抜歯をしてしまうとAさんのように口元が引っ込んでしまいます。

こういう場合は抜歯しないで治療した方が美しいでしょう。

 

アジア人にはCさんのケースが多く、顔のバランスを考えるとどうしても抜歯をお勧めすることが多くなります。

反対に欧米人の平均的バランスは、BさんとCさんの間くらいなので、抜歯をせずに矯正する人が多いようです。

もちろん日本人でもBさんケースに当たる方もいらっしゃいます。こういう場合は抜歯をしないで治療した方がいいでしょう。

本来身体にあるのが自然なものを抜いてしまっても大丈夫?

その答えはYESですが、なかなか納得できないですよね。

普通に考えて、はえてくるからには残しておくのが自然のことです。

言い換えれば抜歯は確かに不自然なことです。

 

でも、身も蓋もない話をすると人間社会は不自然なことばかりです。

人は歳を重ねるごとに生まれたままの自然な姿から遠のいていきます。

洋服を着て、ムダ毛を処理して、化粧をして、整形をして。性別さえも変えられる世の中です。

どこまで許せるかは人それぞれですよね。

日本では洋服を着ないと恥ずかしいですし罰せられますが、民族によっては今も裸で暮らしています。

 

進化の過程で顔の形は大きく変わりましたが、歯の大きさは大昔から変わっていません。

そう考えて歯並びで一番自然なのは猿のような姿なのかもしれません。

かといって、そうなりたい人は少ないと思います。

 

 

チンパンジー

 

 

「腎臓は2個あるから1個とってもいい」とはいえませんよね。

ですが盲腸や、扁桃腺、親不知はいかがでしょうか。

人によってはない方がいい人もいますよね。矯正による抜歯もそれと同じです。

矯正は魔法ではないので、ご希望によっては完璧に叶えられないこともあるわけです。

 

抜歯は矯正の目的ではありません。理想の歯並び、口元に近づけるための手段です。

矯正専門医は患者さんのご希望を伺って、それに少しでも近づけるようなプランを提案します。

抜歯に関してももそのうちの1つだと考えていただけると幸いです。

ある程度はドクターを信じていたくしかないのかも知れませんが、

それでもまだ不安に感じることがあれば何でもご相談下さい。

非抜歯矯正について

もちろん、すべてのケースにおいて抜歯矯正が有効とは限りません。

歯を抜かない方法が有効なケースをご紹介しましょう。

『親知らずは抜く?』

問題です!人間の歯は全部で何本あるでしょう?

 

通常、成人の歯は親知らずを含めると全部で32本あります。しかし、32本すべての歯がきれいに並んでいる人は日本人では滅多に見かけません。

ほとんどの日本人は歯を全部並べるだけの顎のスペースがないのです。全部入りきらないと、歯が重なったり、出っ歯になってしまいます。したがって、きれいな歯並びを手に入れるためには「抜歯」をしたほうがいいわけです(※)。

 

でもちょっと待ってください!「親知らずだから」という安易な理由で彼等を抜かないでください。

 

たとえば、「銀歯になっている歯を抜いて健康な親知らずを噛合せに参加させる」という選択肢が矯正治療にはあります。通常は抜かなければならないとされる「真横に埋まっている」親知らずでも真直ぐ並べることができます。これによってブリッジや部分入れ歯が避けられるとしたら、良いと思いませんか?

 

自分の歯で一生噛むことを実現するために、親知らずが役立つことがある。そのことを覚えておいてください。

 

※(顎を広げて非抜歯で矯正をする方法もあります。しかし非抜歯でも親知らずは抜くようです)

 

実際の治療例を写真で見て驚いてください

 

「7番の神経治療の状態が悪く抜歯、水平に埋まっている親知らずを歯列に参加させた」

1. 矯正装置を付ける前のレントゲン写真(2001/06/12)

1. 矯正装置を付ける前のレントゲン写真(2001/06/12)

2. 左右の7番を抜歯して、8番が生える隙間を作りました。 横向きに生えてきた8番がいちばん奥に写っています。

2. 左右の7番を抜歯して、8番が生える隙間を作りました。 横向きに生えてきた8番がいちばん奥に写っています。

3. 矯正装置を付けて1年2ヶ月後のレントゲン写真(2003/06/22)

3. 矯正装置を付けて1年2ヶ月後のレントゲン写真(2003/06/22)

4. ゴールはすぐそこに・・・

4. ゴールはすぐそこに・・・

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